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【こんな症状にご注意!!】

定期的な点検をおすすめします!

例①(丸瓦施工の不良)

丸瓦施工の不良 丸瓦施工
毛細管現象による雨水の吸引などで雨漏りの原因になります。

丸瓦は南蛮しっくいがはみ出さないように納めます。
南蛮しっくいは収縮せず施工を長持ちさせます。

例②(棟部の崩壊)

棟部の崩壊 棟部施工

土は一年を通して水分が収縮を繰り返し、砂状になっていきます

現在、全国的にも土による棟部の施工はほとんど行われていません。南蛮しっくいを使用することにより棟部の寿命・耐震性ともに格段に飛躍します。

例③(ガルバリウム鋼板材のサビ)

ガルバリウム鋼板材のサビ ガルバリウム鋼板材のサビ 拡大

ガルバリウム鋼板は鉄板にアルミと亜鉛のメッキを施したもので、さらに塗装することで高い防食性能を持っています。
しかし施工による「切断面」「ひっかき傷」、周囲の環境(工場が近い・海が近い塩害地域など)、もらいサビなどの様々な原因によりガルバリウム鋼板もサビは出ます。
上の写真はリフォームによる葺き替え後、まだ5年ほどのガルバリウム鋼板屋根材ですが、全体にサビが広がってしまっています。
ここは、あるお住まいの屋根をリフォーム(葺き替え)させて頂いている時のお隣り様宅で、許可を得て写真を撮らせて頂きました。
原因は様々考えられますが、金属壁材・金属屋根材共にこうなるとどうにもなりません。

例④(カラーベストの劣化と カバー工法について)

ケラバ 袖部 カラーベストの劣化

上の写真はカラーベスト(化粧スレート)で葺かれた屋根(築17年)で「ケラバ」と呼ばれる部位です。
ここにお住まいのお客様は築10年ほどで一度塗装をされ、その後7年ほどが経ち「雨漏り」と「見た目の汚れが目立つ」という理由で、カバー工法でのリフォームをご希望になられましたので下地の検査を行いました。
平部はカラーベスト葺きによくある「結露」と「毛細管現象による吸水」により下地のコンパネが歩いただけでもわかるぐらいブカブカで、ケラバ部は下地の木が完全に腐っていました。そこでお客様には「カバー工法では下地の傷みは直せないし、傷みは更に進行していきます。それでもよろしければカバー工法で施工させて頂きます。」という旨の説明をさせて頂き、それでも良いという返事を頂きましたので換気棟の取り付け、垂木へのビスの完全留めつけなど様々な注意を払い施工しました。
カラーベスト(化粧スレート)は安価で施工も容易なので多く施工されています。(かくゆう私も多く施工しました。)
しかしデメリットも多いことを認識して頂き、上手に付き合ってもらえるといいと思います

例⑤(外壁(サイディング)のコ―キング劣化)

サイディングのコーキング劣化 コーキング処置

窯業系サイディングの多くは継ぎ目やサッシなどの取り合い部分をコ―キングに頼っています。
経年劣化によりコ―キングが切れると、雨漏りの原因になります。

対策としましてはコ―キングを打ち直して処置をします。